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誰でもできる「出版企画書」のつくり方

あなたは、自社の想いを一枚の「出版企画書」にまとめたことがありますか?

出版企画書とは、自社の強みや哲学を「読者が理解できる言葉」に翻訳する作業です。専門的なノウハウを「読者の問題解決ストーリー」に変える。それが出版社を動かす第一歩です。

まずは基本項目を整理する

出版企画書は、下記の要素で構成します。この順番どおりに埋めていくと、企画の輪郭が自然と浮かび上がります。

出版企画書フォーマット

▶ タイトル:
※読者のメリットがひとことで伝わるように書きます。

▶ サブタイトル:
※タイトルで伝えきれない重要な補足を、別の角度から説明します。
※タイトルで使った言葉は繰り返しません。

▶ 帯:
※感情を動かす強い言葉。「え?そうなの?」と驚かせるコピーを。

▶ 概要:
※「何が」「どうなる?」を箇条書きで書きます。ビフォー・アフターを明確に。

▶ ターゲット:
※誰に向けた本かを具体的に記載。広すぎず、明確に。

▶ 著者プロフィール:
※300字以内で、数字や実績を交えて信頼を示します。
※何の専門家で、どんな経験を持つかを明確に。

▶ 類書とその特徴:
※近しいテーマの本を5冊ほど書き出し、タイトル・著者・出版社・刊行日を明記。
※それぞれに対して「自著の新しさ」「差別化ポイント」を記載します。

▶ 販促・PR・メディア:
※過去に登場したメディア名、現在発信中のSNSのフォロワー数を記載します。
※メディア露出や発信力があるほど、出版社は「広がる見込みがある」と判断します。

▶ 章・目次構成:

章立ては、読者がどう変わっていくかの設計図です。各章に「何がどうなるか(Before→After)」を意識して書きましょう。

章構成の基本例

1章:なぜ今、このテーマが必要なのか(問題提起)
2章:課題を解決するためのノウハウやステップ
3章:実践の手順と成功事例
4章:他社・他業界の応用事例
5章:やってはいけないNGアクション(失敗事例)
6章:未来への提言やマニフェスト

この構成をベースに、各章に7つほどの小見出しを置くと、企画の解像度が一気に上がります。

▶ サンプル原稿:

企画書の最後に、1,000字ほどのサンプル原稿を3本添えてください。
PREP法(Point→Reason→Example→Point)でまとめると、編集者が一目で「筆力」を判断できます。
例えば、

~なときがありますね。(問題となるシチュエーション)
~そんなときは~しましょう。(解決策の提示)
そうすると~になります。(解決された状態)
なぜそうなるのですか?
それは~だからです(解決できる理由を詳細に専門的に解説する。専門家として長めに)
たとえばこんな事例がありました。
~業を営む~会社の~さんは~をしました。
すると~という結果を得ることができました。
~がうまくいき、無事問題を解決することができたのです。
~なときは~することで~を解決できるのです。

サンプル原稿の構成例

といったように、体験ベースの文章は説得力が高く、採用率を大きく上げます。

ちなみに、出版企画書はWordファイルで提出します。補足資料としてパワーポイントなどを添付することもありますが、通常は出版社の編集者が見慣れているWordで作成します。

出版社に“提案”してみる勇気を持とう

企画書が完成したら、まずは一度、出版社に提案してみましょう。
Amazonで同ジャンルの書籍を調べ、出版元のサイトから電話やメールで「出版企画を検討していただきたいのですが、企画書をお送りしてもよろしいでしょうか?」と問い合わせます。

もちろん、断られることもありますし、送ったメールをスルーされることも少なくありません。しかし、こうした出版社のリアルな反応を知ること自体が大きな学びになります。

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ここで大事なことは、複数の出版社に同時提案する場合は、「複数社にもご提案させていただいております」と添えるのが誠実です。その後のトラブル防止にもなります。

企画書を提出した後、採用される確率はそれほど高くはありませんが、何回も繰り返して提案し続ければ、採用してもらえる幸運に恵まれるかもしれません。

しかし、ビジネスで忙しい経営者の方が出版社へ直接アプローチすることは現実的には難しいので、出版を検討する際には、出版プロデュース会社やブランディング会社に依頼するのも選択肢として考えましょう。

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