お知らせ

書けないときは、話して、整えて、時間を区切る

書けないときの原因は何か。
それは「ネタ不足」ではなく、「頭の中にある考えを言葉に変換できていないこと」です。

対処法はシンプルで、話す・構造を整える・時間を区切る、この3つです。まず声に出して考えを外に出し、順番を決めて整え、短い時間で書く。このプロセスに切り替えるだけで、止まっていた原稿は動き出します。

原稿が止まるとき、私たちは「何も思いつかない」と感じがちです。でも実際には違います。考えはすでにある。ただ、それがバラバラのまま頭の中に散らばっているだけです。必要なのは、新しく考えることではなく、「外に出して、順番に並べること」です。

詰まったら、ひとりで話すと文章は動き出す

書けないときは、まず話してみてください。誰かに説明するつもりで、自分に向かって声に出す。それだけで、断片だった思考がつながり始めます。頭の中のモヤが、少しずつ言葉の形をとっていきます。

ここで有効なのが、S+PREP法です。

状況(Situation)→結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→再結論(Point)

この順番で話すと、自然に構成が整います。考えながら話すのではなく、この型に沿って話すことで、内容が整理されていきます。

たとえば、「今こういう状況で」「結論はこう思っていて」「理由はこれで」「具体的にはこんなことがあって」「だからこう考えている」と声に出してみる。この流れだけで、すでに原稿の骨格はできています。

スマホの音声入力や録音を使えば、そのままテキストとして残せます。きれいに話す必要はありません。「今日はこのテーマで書こうと思っている」「でも少し詰まっている」そんな言葉からで十分です。それが、そのまま文章の入口になります。

もし室内で詰まるなら、外に出て歩きながら話してみてください。歩くリズムが思考を整え、言葉が出やすくなります。小さな声でいいので、独り言を続ける。その時間が、書くための準備になります。

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歩くことで思考が活性化することは多くの研究でも示されていて、スタンフォード大学の研究では創造性が最大60%向上したという結果もあります。

書く力は「構造」と「コンディション」で決まる

書けない原因は、発想ではなく状態にあることが多いです。文章を書くのは、集中力と持続力を使う作業です。つまり、体と心のコンディションがそのままアウトプットに影響します。

だからこそ、「どう書くか」と同じくらい「どんな状態で書くか」が重要になります。構造としてはS+PREPのような型を持ち、状態としては書けるリズムを整える。この両方が揃ってはじめて、安定して書けるようになります。

たとえば、朝の1時間を“書く時間”として固定する。夜は無理に考え込まず、睡眠でリセットする。週に1日は書かずにインプットや休息に使う。このようにリズムを整えるだけで、文章は自然と出てくるようになります。

1日1時間だけ書くと、むしろ質が上がる

効率よく書く方法は、長時間書くことではありません。むしろ、時間を区切ることです。特に有効なのが、1日1時間だけ書くというルールです。

時間が限られていると、自然と「何を先に書くか」が明確になります。結論から書き、理由を補い、具体例を入れる。この流れに沿うことで、短い時間でも密度の高い文章になります。

そしてもうひとつ大事なのが、「書き切らないこと」です。少し余力を残して終えることで、「続きを書きたい」という感覚が生まれます。この余韻が、次の日の原動力になります。

1時間という短さが、むしろ継続の仕組みになります。1時間を60日続ければ、それで1冊分の原稿になります。特別な集中力ではなく、続けられるリズムが結果をつくります。

書けない時間も、必要なプロセスである

書けない日は誰にでもあります。言葉が出てこない時間も、無駄ではありません。それは、次の言葉を生み出すための準備の時間です。

焦らなくていい。話して、整えて、1時間だけ書く。それを繰り返していくうちにそれがルーティンとなり、文章の中に少しずつ自分が現れてきます。

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書くというのは、知識を並べることではなく、考える過程を言葉にすることです。だからこそ、迷いや沈黙も含めて、すべてが文章の一部になります。

書けない時間も含めて、それはもう、書いている途中なのです。

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